Fish Catalog
ハタタテネジリンボウ
Stonogobiops nematodes
■分類上の位置
スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ネジリンボウ属

■我が家での愛称と由来
ネジリンボウ・・・なんともわかりやすい名前。ネジのように褐色の模様がらせんを描いているからだろう。ハタタテネジリンボウはお馴染みだが、本家のネジリンボウというのは実はお目にかかったことがない。模様のせいか、なんとなく大人しそうな風貌のせいか、あまり気にしないでリーフジウムに投入したが、いろいろ調べてみるとテリトリー意識が強く混泳に注意、という記述が多々。おいおい、今更かよ。
ま、それはさておき、ウチの第1号ハタタテネジリンボウは、目出度く「ネジネジ」と命名!

■特徴:
ピストルシュリンプ(テッポウエビ)たちと共生してくらす、いわゆる「共生ハゼ」では一番有名だろう。今回はニシキテッポウエビとセットで導入したのだが、残念なことに先住のニチリンダテハゼがさっさと共生契約を結んでしまったため、あわれハタタテネジリンボウは独り残されてしまった。はて、どうなることやら。

【2008/01/05追記】

したたかなり、ネジリンボウ!3日でニチリンから相棒を奪い取り、今では自分のナワバリにニチリンが近づくと、鋭い飛び出しでおいは和卯始末。ナワバリ死守の正確がキツイとは言われるが、まさにそのとおりの展開となった。
■飼育上のウンチク
実は導入後数日部屋を空けてしまったので、まだ様子がつかめない。心配だ・・・

【2008/01/05追記】
いつの間にかひとの巣穴を則ったかと思うと、今では俊敏に餌に反応して、ニシキテッポウエビを従えて悠々と餌を取っている。餌はブラインシュリンプだが、やはり巣穴を得た共生ハゼは強い。テッポウエビとの共生飼育はもちろんだが、それが実現できれば飼育上の心配はほとんどないのではなかろうか。
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