Fish Catalog
オトメハゼ
Valenciennea puellaris (Tomiyama,1956)
Maiden goby/Orange-dashed Goby
■分類上の位置
スズキ目ハゼ亜目ハゼ科ハゼ亜科クロイトハゼ属
■我が家での愛称と由来
ベントス食性ハゼは全て我が家では『ハウハウ』である。オトメハウハウとでも呼ぶべきなのだろうが、いまは普通にオトメと呼んでいる。
■特徴:

アカハチハゼと並ぶベントス系ハゼの代表選手。砂掃除を行う能力、いわゆる「ハウハウ」力(うそ)はクロイトハゼ属中でも最強の部類に入る。 比較的水底にいることが多いので砂爆弾攻撃は控えめであり、非常にありがたい。

但し非常に困ったことに、とにかくジャンプ死が多い。実を言うと過去ジャンプ死で2度失敗しており、1ヶ月と生存させられたことがないのだ。その点を考えると、そもそも小型水槽には向かないと考えたほうがいいのかもしれない。ちなみに現在は3代目で、90cmコミュニティの中を闊歩している。この水槽はふたを閉めていないが、いまのところ大丈夫そうで、生存記録更新中である。

ところで太平洋産とインド洋産では背びれの第1条が伸長するかどうかで区別するらしいが、現在の3代目は伸長していない初めての種だ。もしかして、飼育のしやすさと関係するのだろうか?
■飼育上のウンチク

3代目は割りと簡単にブラインを食べるようになった。今までで一番大きめサイズであることも関係しているかもしれない。ライブサンドをかき混ぜる「ハウハウパワー」も申し分ないし、適当に餌も食べてくれるので、このままうまくいければいいのにな。

【2008年1月7日追記】
とかなんとか言っているうちに、白点病による大絶滅も、水槽移転時の酸欠事故も乗り越えて、現在も健在だ。今では給餌スポイトに噛み付くばかりか手を入れると手まで噛みに来る。なんか犬のように可愛いハゼである。
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