Fish Catalog |
オオテンハナゴイ
Pseudanthias smithvanizi
Princes anthias
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■分類上の位置
スズキ亜目ハタ科ハナダイ亜科
プセウドアンティアス(ナガハナダイ)属 |
■我が家での愛称と由来
久しぶりのハナダイ系。プリンセスアンティアスなので、「姫」とでも呼ぶか。♂でも姫とはこれいかに。現在いる2匹はともに♀なので仲が良い。2匹あわせて「プリプリ」と呼ぶ。 |
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■特徴:
ナガハナダイ属(いわゆるハナゴイの仲間)の共通した性格で、ともかく最初は臆病であり、特に♂が臆病であるということだ。B箱で発見して思わず一目ぼれし、当初考えていたパープルクイーンのハーレム構想をかなぐり捨てて導入したが、その甲斐あって、ようやく最近ブラインに餌付いた。プリンセスの名にふさわしい、たいへん清楚で美しいハナゴイの一種だ。ちなみにオウテンとは「黄点」と書き、体側の細かい黄色いスパンコールのことらしい。
同じナガハナダイ属でも、ベントラリスのように他の魚を圧倒するツワモノもいれば、パープルクイーンやこのオウテンハナゴイのようにどちらかというと臆病で儚げな種もいる。そういう点で「ハナゴイ」だから、と十派一絡で考えてしまい、何度も痛い目を見てしまったのが後悔先に立たずである。
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■飼育上のウンチク
雰囲気は他のハナゴイと共通で、浮遊する餌を流れにそって流してやりながら、落ち着いて餌付くのを待つ、という感じ。今回は♂はいなかったが、もし♂がいたらたちまちDVが始まっていたかもしれない。幸いいまのところ、♀ばかりの集団では暴力沙汰は起きていない。女の園だと平和的なんだけど・・・
オオテンハナゴイに限らないが、ハナゴイは食が細く、せっせと餌をやってもちっとも太ることがない。なので、餌を切らすのが一番ダメージになりそう。なるべくなら人工餌になつかせ、餌を切らさないようにするべきだろう。
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【2007/5/4追記】
女の園だと思っていたら、どうやら1匹♂だったらしい。
雌雄の見た目の差が小さいタイプのハナゴイだということだが、写真を見ていただいて、中央にいるのがあとの2匹とはどうも色彩・振る舞いの点で♂っぽい。
餌はブラインとコペポーダを両方食べるようになった。個体によってブラインを好むもの、コペを好むものがいるようなので、両方混ぜて与えている。コペをぶわっとやると、ほとんど水槽内にゴミを撒いているようになるのが嫌だが、比較的長く水槽内に滞留するので、その間にパクパク食べているから、手間はかからない。
>>拡大写真はこちら
【2008/1/3追記】
結局前回は白点病にて全滅の憂き目を見た。その後も何度かトライしている。今回はかなり小さいものを入手したが、いろいろありつつもベントラとの共存にどうやら成功したらしい。とはいえまだコペしか食べない。
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