Fish Catalog
レンテンヤッコ Japanese AngelFish
Centropyge interruptus
■分類上の位置
スズキ目スズキ亜目キンチャクダイ科ホラカントゥス亜科
アブラヤッコ(ケントロピゲ)属クシピポプス亜属
■我が家での愛称と由来
勢いで連れて来てしまった。オレンジ色のにくいヤツなので『フジオ』とか呼んでみたがどうもしっくり来ない。
最近では『レンちゃん』と呼んだりしているが、どうもネーミングのセンスはカミサンや娘には負けている気がする。
その後、あまりにも乱暴モノでアホたれなので、「ランボー」と改名。
■特徴:

15年前に一度飼ったことがあるが、どうも記憶がはっきりしないところを見ると、例の「仕事で徹夜して帰ったら水槽が煮えてた」事件で亡くしてしまったようだ。 世界最大のケントロ、とか日本固有種とか言われて日本より海外でのほうが人気があり、僕の母校東海大学でもブリーディングの実績があるせいか、最近ブリードで出てくることがある。それ自体は大変良いことだと思う。伊豆のあたりに生息する日本固有種だといいながら、オレンジとブルーという派手なカラーリングは魅力だ。
しかし問題は、実はこの種は非常に性悪なことである。良く言えばケントロは総じて好奇心が強く、他の魚にちょっかいを出しに行くことが多いのだが、このレンテンヤッコの場合は格別だ。ガキ大将が意味もなく近所の子供をシバキ倒すのと同様、全く無意味に他の魚を追い散らすので、ダートゴビーなどと一緒にすると全く顔を出せなくなる。そう思うと、このオレンジの顔にブルーのスポットが、ガキ大将のアバタだらけの顔に見えてくるではないか。
■飼育上のウンチク

僕の認識では、ココスとほとんど同じ生態で、タフネスだし気を使うことが少ないと思う。
今回はシマヤッコとの同居だが、あのおとなしい「しまじろう」がたまに攻撃し、多少怪我をした。それでもぜんぜん動じる気配はない。それよりは、デリケートなタンクメイトを自閉症に追い込む性格の悪さのほうが飼育上は大問題だろう。
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