Fish Catalog
ロイヤルグラマ
Gramma loreto
■分類上の位置
スズキ目グランマ科グランマ属
■我が家での愛称と由来
やはりファインディングニモの出演者なのだが、娘が名前を忘れてしまったため何故か「ムッキー」と呼ばれている。紫と黄色だから、というのだが、わが娘は僕に似て非常に安易。。。(その後、本当はガーグルという名だとわかったが、可愛くないので現状維持)

■特徴:

名前を忘れただけあって、実は娘は無関心だった。が、僕自身小学生のときに始めてみたロイヤルグラマが忘れられず海水魚の道に入ったので、やはり彼女がいないと話にならないと思い、娘に「ほら、ニモに出てたでしょ!」と営業をかけ、娘の希望と偽って購入。
過去の体験では、とにかく出てこない。始終隠れていて、いつの間にかいなくなるというのが定番なのだが、何故かウチではそのようなことはなく、大きな顔をして泳いでいる。王様ドリーがリベラルなためか、導入時にも非常に気を使って入れたからか、とにかくうまくいっている。

飼育する環境にもよるかもしれないので、あまりおおきなことは言えないが、かれこれ2年はいるうちのムッキーは、今のところ色あせるということがない。(左の写真の色の違いはカメラの能力の違いで、同一魚)
しかしクレナイニセスズメなど、良く似た赤紫の魚がすっかり色が退色してしまうというのはよくありがちだ。グランマ属は色落ちしないという話は昔聞いたことがあるが、その部分はまさにそのとおりな気がするので、いろいろな意味で長く買い込む価値の高い魚だという印象である。
■飼育上のウンチク

隠れて出てこないとどうしようもないが、餌に慣れてくれれば丈夫なほうではないか。小心者のくせに気が強く、いじめられて凹むとアウトだが我が家のようにリベラルな政治体制では元気にデブ化している。白点病には激ヨワである。

2007/12/12追記
自分の好きな大きさの穴をライブロックなどに見つけると、けっこうその場所に執着するようだ。
レイアウト変更で完全に位置が変わったにもかかわらず、もといた巣穴を見つけ出して、そこに寝起きしている。ちょうどうまく体が入る大きさで、かつ内部が広く転回可能なために、非常に重宝しているようで、そこから離れようとしない。我が家のムッキーの長生きの秘訣は、最適なマイホームを手に入れたことによる部分もありそうだ。
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